2013.05.30 (Thu)
住宅ローン金利引き上げ
こんにちは、いつも訪問視聴ありがとうございます。
今朝の新聞に住宅ローンの金利引き上げが1面にでかでかと掲載されていました。
要約しますと「10年物国債の利回りがあがったので、住宅ローンの金利をあげますね」という事。
これに対して、4月の時点で過去最低水準だったフラット35も影響を受けるだろう。
今後の動向には気をつけましょう。
あるコラムにこんな風に書いてありました。
気をつけたいのは山々なんですが何に気をつければいいのやら・・・。
「住宅ローン金利 どうなる?」 で検索をかけると
金利が上がる記事、下がる記事でひしめき合って何がなんやら良く分かりません
大きな原因の一つに挙げられるのは新聞にも書いてある通り「10年物国債さん」
住宅ローンの固定金利(期間不問)とフラット35は10年物国債さんに影響を受けていて、彼を指標・参考として銀行は金利を決定しています。
※銀行さんは預金を運用する際に、国債に投資するか住宅ローンに投資するかをまず考えます。
ここで銀行さんはどっちが儲かるかを考えるのですが、住宅ローンの場合は「とりっぱぐれ」のリスクがあります。
ですので安定している国債に投資したい所ですが国債の利回りは低く、儲けとしては薄いです。
そこで住宅ローンに一定の金利(おそらくリスク分も)を上乗せして商品としているという仕組みです。
両者とも同じぐらい儲かる様にしている為、金利が連動してるという事です。
その彼が今すごく繊細な状況なわけなんですね。
国債は品薄になれば、値段が高騰し一方で利回りは下がる商品。
国債・人気高 → 値段高騰 利回り低下 住宅ローン金利低下
国債・人気低 → 値段暴落 利回り上昇 住宅ローン金利上昇
先のテコ入れの一環として日銀自らの大量買い付けで国債はその利回りを大きく下げました。
※4月の最低水準はこの影響を受けたのだと思います。
しかし、値段が高騰した事により売り時と思った人が予想以上に多く逆に値段は落ちて利回りも上がりました。
今度は国債がおいしいから買う人が増えて、金利を下げるんだと思いますが
既に大手銀行は金利を引き上げる方針を持ってますので従わざるを得ないですよね。
ただ間違って欲しくないのが、全ての銀行が上げる方針なのかというとそうではなく、住宅ローンも「商品」ですので、銀行同士の競争があり「固定」に力をいれる所もあれば「フラット35」に力を入れるところもあります。みな一様にお客様が欲しいので、当然金利を下げて集客してきます。
フラット35はその色が特に濃く、銀行によって1~2%もの差があります。
裏付けとして金利を上げる方針はないと明言している銀行もあります。(今後どうなるかは分かりません
この競争に乗らない手はありませんよね。
山中の天候の様に政策ひとつでコロコロと様変わりする住宅ローンの金利を予想する事はとても難しく、誰も彼も今後について「断言」はしてません。
そんな状況の中、常にアンテナをビンビンに張り巡らせてその時々の最も有利な住宅ローンの情報を持っている人たちがいます。
人は彼らを不動産屋と呼びます(恐縮です
不動産屋は常に金利の一番低い商品を探しています。
自分達の広告としても使えるし「この物件月々おいくらなんですか?」と聞かれて、少しでも月々の額を減らして提示したいからです。
それは恐らく月々にすると千円二千円の差なんだと思いますが、78000円と80000円じゃ聞こえがダンチですよね。
弊社ではこの人のアンテナが一番優れています。
この人
・・・
・・
・
毎度お馴染み大先輩です(恐縮です
金利が高かろうものなら、それまでにあった付き合いをあっさりと切り捨ててお客様には他行を薦めています。
僕「あれ、あの(付き合いあった)銀行薦めなかったですね?」
先「高い、ダメ」
僕「そすか」
潔し。
でも心強いですよね。
金利の動向を探るよりも、こういった人達を味方につけておく事の方が遥かに効率的だと思います。
なんか営業くさくなってしまいましたが、手段の一つして捉えて頂ければ嬉しいです。
ではでは
※上記の記事は「固定金利・フラット35」に対しての記事で「変動金利」は国債等とはまた違う指標を持っている為、この話にはあてはまりません。これについては次回に続きます。
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今朝の新聞に住宅ローンの金利引き上げが1面にでかでかと掲載されていました。
要約しますと「10年物国債の利回りがあがったので、住宅ローンの金利をあげますね」という事。
これに対して、4月の時点で過去最低水準だったフラット35も影響を受けるだろう。
今後の動向には気をつけましょう。
あるコラムにこんな風に書いてありました。
気をつけたいのは山々なんですが何に気をつければいいのやら・・・。
「住宅ローン金利 どうなる?」 で検索をかけると
金利が上がる記事、下がる記事でひしめき合って何がなんやら良く分かりません

大きな原因の一つに挙げられるのは新聞にも書いてある通り「10年物国債さん」
住宅ローンの固定金利(期間不問)とフラット35は10年物国債さんに影響を受けていて、彼を指標・参考として銀行は金利を決定しています。
※銀行さんは預金を運用する際に、国債に投資するか住宅ローンに投資するかをまず考えます。
ここで銀行さんはどっちが儲かるかを考えるのですが、住宅ローンの場合は「とりっぱぐれ」のリスクがあります。
ですので安定している国債に投資したい所ですが国債の利回りは低く、儲けとしては薄いです。
そこで住宅ローンに一定の金利(おそらくリスク分も)を上乗せして商品としているという仕組みです。
両者とも同じぐらい儲かる様にしている為、金利が連動してるという事です。
その彼が今すごく繊細な状況なわけなんですね。
国債は品薄になれば、値段が高騰し一方で利回りは下がる商品。
国債・人気高 → 値段高騰 利回り低下 住宅ローン金利低下
国債・人気低 → 値段暴落 利回り上昇 住宅ローン金利上昇
先のテコ入れの一環として日銀自らの大量買い付けで国債はその利回りを大きく下げました。
※4月の最低水準はこの影響を受けたのだと思います。
しかし、値段が高騰した事により売り時と思った人が予想以上に多く逆に値段は落ちて利回りも上がりました。
今度は国債がおいしいから買う人が増えて、金利を下げるんだと思いますが
既に大手銀行は金利を引き上げる方針を持ってますので従わざるを得ないですよね。
ただ間違って欲しくないのが、全ての銀行が上げる方針なのかというとそうではなく、住宅ローンも「商品」ですので、銀行同士の競争があり「固定」に力をいれる所もあれば「フラット35」に力を入れるところもあります。みな一様にお客様が欲しいので、当然金利を下げて集客してきます。
フラット35はその色が特に濃く、銀行によって1~2%もの差があります。
裏付けとして金利を上げる方針はないと明言している銀行もあります。(今後どうなるかは分かりません
この競争に乗らない手はありませんよね。
山中の天候の様に政策ひとつでコロコロと様変わりする住宅ローンの金利を予想する事はとても難しく、誰も彼も今後について「断言」はしてません。
そんな状況の中、常にアンテナをビンビンに張り巡らせてその時々の最も有利な住宅ローンの情報を持っている人たちがいます。
人は彼らを不動産屋と呼びます(恐縮です
不動産屋は常に金利の一番低い商品を探しています。
自分達の広告としても使えるし「この物件月々おいくらなんですか?」と聞かれて、少しでも月々の額を減らして提示したいからです。
それは恐らく月々にすると千円二千円の差なんだと思いますが、78000円と80000円じゃ聞こえがダンチですよね。
弊社ではこの人のアンテナが一番優れています。
この人
・・・
・・
・
毎度お馴染み大先輩です(恐縮です
金利が高かろうものなら、それまでにあった付き合いをあっさりと切り捨ててお客様には他行を薦めています。
僕「あれ、あの(付き合いあった)銀行薦めなかったですね?」
先「高い、ダメ」
僕「そすか」
潔し。
でも心強いですよね。
金利の動向を探るよりも、こういった人達を味方につけておく事の方が遥かに効率的だと思います。
なんか営業くさくなってしまいましたが、手段の一つして捉えて頂ければ嬉しいです。
ではでは

※上記の記事は「固定金利・フラット35」に対しての記事で「変動金利」は国債等とはまた違う指標を持っている為、この話にはあてはまりません。これについては次回に続きます。
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