2013.06.02 (Sun)
変動金利のリスク
こんにちは、いつも訪問視聴ありがとうございます。
なぜか住宅ローンの記事が続いています。
記事を書いて見直してみると、課題というか疑問が浮かび上がってくるので記事にしなくてはいけない感に囚われてます。
てことで、今回は変動金利のリスクについてです。
変動金利と検索すると続いて「リスク」という文字が続いてきます。
つまり、変動金利に対してリスクを気にされている方が多いという事ですね。
では実際に金利が上がったらどうなるんでしょうか?
以下にまとめてみました。
※銀行さんは年に2回基準金利の見直しをして、借入額に対し返済総額を計算しています。
◎借入金 3000万円 適用金利0.975%
/月々返済額 84336円
/返済総額 3542万1383円
のケース
①返済総額が増えます。
単純に借入額に対しての利息が上がるので、総返済額が増えます。仮に0.1%上がったとして、588723円増えます。
重たいです。
ですが月々の返済額は5年間は変わりません。また仮に上がったとしても125%を最大としてます。
しかしこれは、変わらないので安心ですよ~ではなくて「ツケている状態」です。帳尻合わせが必ずあります。
②思ったより元本を削れない。
元本とは借り入れている金額の事。月々の返済額は利息+元本の構成で算出しています。
上記で返済額が変わらないと書きましたが、金利が上がれば利息+元本の「利息」の部分がウェイトを多く占める事になり、実際払っているお金は変わらないけど「利息分ばっか払ってて元本が減らない状態」になります。
金利が上がり、利息分のウェイトが多くなりました。
しかし支払う金額は一定です。支払うべきだった元本は消えるわけではありませんので
5年後の返済額の見直しの時までツケておくという事になります。
こうなると元本を減らすという本当の意味での返済が出来ていないのでなんらかのメスを入れる必要があります。

手書きです。10年目あたりの金利の上がり方が強烈ですね。勢い余ってしまいました(笑
これは金利が一気にあがる様な極端なケースですが5年目以降の右側部分は利息部の割合しかありません。
この状態が続くとどうなるでしょう↓
③返済期間が延びる可能性がある
②の理由により、35年を過ぎても債務が終了しない可能性があります。
恐ろしいですね。しかし見て下さってる方に「範疇内」にして欲しくてすこし強めに書きました。
とはいえ変動金利はここ十数年でほぼ動きはなく、あえて流通を悪くするような事もこの先考えにくいです。
じゃんじゃんものを買ってもらうべくお金回り良くしていこう=低金利のまま が僕の様な凡人の考えです。
しばらくはこのままだろうなと思いはします、が、備えておくべき所は備えておきたい所です。
◎備えておきたい所
リスクを分散する方法として、変動と固定をミックスで借りるパターン等ありますが
やはり最も安い変動一本でいっておきたい。
安さは正義!

皆さんそう考えます。僕もそう思います。事実8割ぐらいの方が変動一本です。
そこで実際に金利が上がった時の対策として
固定金利で支払っていると仮定して差額分を貯蓄する事をオススメしたいと思います。
ずっと金利が上がらなければ何かに使えばいいし
いざ上がった時には、繰り上げ返済として充てれば「元本が減らない状態」をある程度避けれると思います。
三夜に亘りお送りしました、住宅ローンの事。
最初の記事にも書きましたが、住宅ローンの事は不動産屋に聞きに行くのがベストだと思います。
銀行等の金融機関へ直接いけば、当たり前の事ですが自分のとこの(金利がたっぷりのった)商品を勧めてくると思います。
その点不動産屋は特定の銀行を斡旋する理由もなく、お客様の機嫌を損ねないようその時々の一番好条件で貸してくれる銀行を提案してくれるはずです。
うまいこと利用しましょう(笑
ではでは
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なぜか住宅ローンの記事が続いています。
記事を書いて見直してみると、課題というか疑問が浮かび上がってくるので記事にしなくてはいけない感に囚われてます。
てことで、今回は変動金利のリスクについてです。
変動金利と検索すると続いて「リスク」という文字が続いてきます。
つまり、変動金利に対してリスクを気にされている方が多いという事ですね。
では実際に金利が上がったらどうなるんでしょうか?
以下にまとめてみました。
※銀行さんは年に2回基準金利の見直しをして、借入額に対し返済総額を計算しています。
◎借入金 3000万円 適用金利0.975%
/月々返済額 84336円
/返済総額 3542万1383円
のケース
①返済総額が増えます。
単純に借入額に対しての利息が上がるので、総返済額が増えます。仮に0.1%上がったとして、588723円増えます。
重たいです。
ですが月々の返済額は5年間は変わりません。また仮に上がったとしても125%を最大としてます。
しかしこれは、変わらないので安心ですよ~ではなくて「ツケている状態」です。帳尻合わせが必ずあります。
②思ったより元本を削れない。
元本とは借り入れている金額の事。月々の返済額は利息+元本の構成で算出しています。
上記で返済額が変わらないと書きましたが、金利が上がれば利息+元本の「利息」の部分がウェイトを多く占める事になり、実際払っているお金は変わらないけど「利息分ばっか払ってて元本が減らない状態」になります。
金利が上がり、利息分のウェイトが多くなりました。
しかし支払う金額は一定です。支払うべきだった元本は消えるわけではありませんので
5年後の返済額の見直しの時までツケておくという事になります。
こうなると元本を減らすという本当の意味での返済が出来ていないのでなんらかのメスを入れる必要があります。

手書きです。10年目あたりの金利の上がり方が強烈ですね。勢い余ってしまいました(笑
これは金利が一気にあがる様な極端なケースですが5年目以降の右側部分は利息部の割合しかありません。
この状態が続くとどうなるでしょう↓
③返済期間が延びる可能性がある
②の理由により、35年を過ぎても債務が終了しない可能性があります。
恐ろしいですね。しかし見て下さってる方に「範疇内」にして欲しくてすこし強めに書きました。
とはいえ変動金利はここ十数年でほぼ動きはなく、あえて流通を悪くするような事もこの先考えにくいです。
じゃんじゃんものを買ってもらうべくお金回り良くしていこう=低金利のまま が僕の様な凡人の考えです。
しばらくはこのままだろうなと思いはします、が、備えておくべき所は備えておきたい所です。
◎備えておきたい所
リスクを分散する方法として、変動と固定をミックスで借りるパターン等ありますが
やはり最も安い変動一本でいっておきたい。
安さは正義!

皆さんそう考えます。僕もそう思います。事実8割ぐらいの方が変動一本です。
そこで実際に金利が上がった時の対策として
固定金利で支払っていると仮定して差額分を貯蓄する事をオススメしたいと思います。
ずっと金利が上がらなければ何かに使えばいいし
いざ上がった時には、繰り上げ返済として充てれば「元本が減らない状態」をある程度避けれると思います。
三夜に亘りお送りしました、住宅ローンの事。
最初の記事にも書きましたが、住宅ローンの事は不動産屋に聞きに行くのがベストだと思います。
銀行等の金融機関へ直接いけば、当たり前の事ですが自分のとこの(金利がたっぷりのった)商品を勧めてくると思います。
その点不動産屋は特定の銀行を斡旋する理由もなく、お客様の機嫌を損ねないようその時々の一番好条件で貸してくれる銀行を提案してくれるはずです。
うまいこと利用しましょう(笑
ではでは

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